こんにちは!のいです!
家庭環境について、悩みやコンプレックスを持っている人って以外と多いのではないでしょうか?
両親の仲が悪かったり、貧乏だったり、今は虐待等もよく聞きます・・・
僕の家も両親ともに耳が聞こえないですし、父は僕が小学2年生の時にリストラに遭いそれからずっと貧乏生活でした。
でも、先に言っておきたいことがあります。
それに対して何の劣等感もないですし、逆に誇りに思っています!
今回は、聴覚障害を持つ両親の尊敬するところについてご紹介します。
障害を持っている人が身近にいる方、親・産まれた環境などに対して悩みやコンプレックスを持つ方は、ぜひご覧ください。
両親紹介
過去記事で両親について軽く触れましたが、今回はさらに深堀りしていきます!
過去の記事についてはこちらをご覧ください。
耳が聞えない両親から産まれた僕~家庭環境は?CODAとは?
父
父は先天的に耳が聞こえないです。
そして「網膜色素変性症」という目の病気も先天的に持っています。
耳も聞こえない、目もあまり見えない。
息子ながら、想像もできない世界で生きています。
尊敬するところ
そんな父ですが、
一度でも行った場所はすべて頭にインプットされていて、完璧に道案内ができます。
父は車を運転することができないので母が運転するのですが、
助手席で一昔前のナビよりも正確な道案内を披露してくれます。
好きなところ
昔は厳格な父というイメージでしたが、今はとにかくかわいいです。
よく笑うし、感動したらすぐ泣くし、帰るねって言ったらすごい悲しそうな顔をします。
かっこよくてかわいい、本当に自慢できる父です。
母
母も耳が聞こえないですが、目は見えます。
先述した通り、僕が小学2年生の頃に父はリストラに遭ったのですが、
そこからは母がパートで稼いで何とか暮らしていました。
性格はとても心配性。「お金がない」が口癖でした。
ただそのおかげで今日まで生きてこれたんだと思いますし、お金のありがたみを感じることができるようになりました。
尊敬するところ
母は車を運転します。しかも、僕が小さい頃は日産のセレナ(7人乗りのファミリーカー)をぶんぶん乗り回していました!
それだけでもすごいんですが、免許を取って今まで一度も事故をしたことがないそうです!
好きなところ
毎日朝早く起きて、3人の子供たちを学校に送ってからパートに出かけて、家に帰ったら夜ご飯作って、皿洗って洗濯して・・・
それを耳が聞こえない状態でしていた。好きなところっていうか、もう尊敬しかないです。
母は強し。ですね!
みなさんに伝えたいこと
僕の両親は障害者です。たしかにできないこともありますが、
その分他の能力が優れていたり、尊敬できるところがたくさんあります!
身近に障害者の方がいたり、両親や産まれた環境等で悩んでいる方々、
できないところや悪い面に目を向けるのではなく、いい面に目を向けましょう!
リスペクトすべき、誇るべき存在だということに気付くはずです!
またその気付きによって、胸の中のもやもやも少しは薄れるはずですよ!
本日はこのへんで。ではでは!!