【2024年度】全国手話検定試験に向けた独学勉強方法・テキスト本まとめ!

2023_手話検定に向けた独学勉強方法

2023年度試験は終了しています。
本記事では、2024年度試験に向けた取り組みについて記載しています。


  • 「手話検定合格に向けた、効率的な勉強方法を知りたい!」
  • 「勉強が継続できなくて困っている…」
  • 「コツとかポイントはあるのかな…?」

この記事はそんな方へ向けて書いています。



こんにちは!のいです。

突然ですが、手話検定に向けてどう勉強したらいいか、お悩みではないでしょうか?

ギクっ…!
たしかに、もっと良いやり方あるんじゃいかって少し不安が…

極論ですが、勉強の仕方によっては勉強が無駄に終わる可能性もありますよ…!



僕は仕事の合間をぬって、独学で全国手話検定試験1級を取得しました。

そこで今回は、実際に受験し感じたポイントも交えて、手話検定合格までの効率的な勉強方法をご紹介します!

(初心者も取組みやすい方法になってます!)


今の勉強方法に不安がある方をはじめ、今後受験を検討している方は、ぜひご覧ください!

手話検定を取得して、手話での会話に自信をつけましょう!


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先に結論


先に結論からお伝えすると、手話検定合格までのおすすめ勉強方法は以下の通りです!

おすすめ勉強方法
  • HPにて各級の出題範囲を確認!
    →その範囲の手話表現を一通り勉強 (教材:わたしたちの手話学習辞典1
  • 日常会話でよく使う単語を抜き出す!
    自然に使えるレベルまで重点的に勉強
  • 事前に過去問題でテスト受験!
    試験前最後の追い込み (教材:これで合格!2023 全国手話検定試験
  • 準2級~1級を受験する場合は筆記試験対策を!
    →最低でも試験3か月前から勉強  (教材:手話の筆記試験対策テキスト)


えっと、、どういうこと??

いきなり過ぎましたよね笑
では次から、検定概要~勉強方法詳細まで解説していきます!


今すぐ勉強方法だけ知りたい方はこちら↓
「手話検定試験に向けた勉強方法」へとぶ



そもそも手話検定とは

考える_女性


そもそも手話検定とは、手話の基本的な知識をはじめ、ろう者とのコミュニケーション能力をはかる検定試験です。

レベルごとに級が分かれているため、勉強を始めたばかりでも腕試しに受験が可能です。



手話検定の種類


手話検定にはいくつか種類があります。


一般的な民間試験として「全国手話検定試験」「手話技能検定」の2つがあります。

どちらも手話の知識とコミュニケーション能力をはかる試験ですが、内容は若干違います。

ちなみに僕は「全国手話検定試験」を受験しました!



その他に、厚生労働省が認定する「手話通訳士試験」というものもありますが、こちらは本格的に手話通訳士を目指す人向けの試験です。

そのためこの記事では、上記試験については割愛させていただきます。


なるほどー!
ちなみに2つの民間試験の違いって、具体的にどこなの?

ポイントをまとめると、以下の通りです!


試験名特徴/ポイント
全国手話検定試験・ろう者とのコミュニケーション能力をはかる
・実技の能力に焦点
・3級以下は純粋な筆記試験無し
・6つの級に分かれる
手話技能検定・手話単語の知識をはかる
・単語の習熟度に焦点
・基本は筆記試験(上級は実技有)
・9つの級に分かれる


どちらがおすすめ?


2つの試験に優劣はありません。

受検する目的に合わせて決めてください。


僕の場合、

ろう者とたくさん会話したい!


このように考えて勉強を始めたので、コミュニケーション能力に重点を置いている「全国手話検定試験」を受験しました。


完全に主観になりますが、個人的には全国手話検定試験をおすすめします。

もちろん、両方申込みするというのもアリです!



手話検定を取得することのメリット

メリット


手話検定を取得することで

  • 就職・転職活動で大きく有利になる
  • 資格自体が評価され給料が大幅に上がる

こういう分かりやすいメリットがあればいいのですが正直あまり期待しない方がいいです。

え…それじゃあ手話検定を取得する意味ってないの..?

いえ!それは違います!



手話検定を取得すること、手話を勉強をすることは多くのメリットがあります。

  • 価値観が広がる
  • 特技ができる
  • 自己肯定感につながる  etc…


詳細なメリットについては別記事でまとめていますので、ぜひこちらをご覧ください。

メリットだらけ!手話を覚えることで得すること・意外な恩恵を厳選してご紹介!


全国手話検定試験 概要


それでは、僕が実際に受検した「全国手話検定試験」の概要をご紹介します!


試験内容

試験内容
1級 実技試験:テーマに基づく手話スピーチ、手話による質疑応答
・読み取り試験:ストーリーの読み取り
・筆記試験:ろう者の歴史や暮らし、手話の基礎知識など(小論文方式)
準1級/2級実技試験:テーマに基づく手話スピーチ、手話による質疑応答
・読み取り試験:基本単語/ストーリーの読み取り
・筆記試験:ろう者の歴史や暮らし、手話の基礎知識など
3級/4級/5級実技試験:テーマに基づく手話スピーチ、手話による質疑応答
・読み取り試験:基本単語/短文の読み取り


受験料

受験料
1級 8800円
(小中学生は7700円)
準1級 7700円
(小中学生は6600円)
2級 6600円
(小中学生は5500円)
3級 4950円
(小中学生は3300円)
4級 4400円
(小中学生は2750円)
5級 3850円
(小中学生は2200円)


受験の目安・難易度(レベル別勉強期間)

受検の目安
1級 3年
準1級 2年半
2級 2年
3級 1年半
4級 1年
5級 6か月


合格率

5級~3級の合格率は約90%、2級~1級の合格率は約50~70%です。


申込み方法


会場試験

  • インターネットから申込み
  • コンビニの端末から申込み
  • 郵送での申込み
  • 団体での申込み

4つの申込み方法を採用しています。

自分が一番楽な方法で申込みしてください。


詳細はHPをご覧ください。
全国手話検定試験HP_申込み方法


オンライン試験

第15回全国手話検定試験以降、コロナ禍の状況も踏まえオンライン受験も可能になりました!



オンライン試験に関しては、ZOOMが映るかなど事前の確認が必要になります。

詳細は以下からご確認ください。
全国手話検定試験HP_オンライン受験


全国手話検定試験に向けた独学勉強法

 
前置きはこの辺にして。

それでは実際に試験を受けて感じたポイントも踏まえて、おすすめ勉強方法をご紹介します!



おすすめテキスト本


僕が実際に使用し、皆さんにもおすすめするテキスト本は以下3つです!

  • わたしたちの手話学習辞典1


膨大な量の手話単語表現が分かりやすく記載されています!

また、その手話単語が出題される級も記載されています!


全国手話検定試験に対応しており、マストで所持すべき本です。


  • これで合格!2023 全国手話検定試験 DVD付


2022年度全国手話検定試験の5級~1級全ての問題および解答・解説が載っています!

実際の試験に使用する解答用紙(マークシート)も付いているので、リアルな試験を事前に体験することができます!


  • 手話の筆記試験対策テキスト


全国手話検定試験に対応しています!

準2級以上で出題される筆記試験内容をカバーしており、本の最後には筆記試験問題例も記載されています!


おすすめ勉強方法(5級~3級)


それでは、具体的な勉強方法を級ごとにご紹介します!



5級~3級を受験する方におすすめする勉強方法は以下の通りです。

  • HPにて各級の出題範囲を確認!
    →その範囲の手話表現を一通り勉強 (教材:わたしたちの手話学習辞典1
  • 日常会話でよく使う単語を抜き出す!
    自然に使えるレベルまで重点的に勉強
  • 事前に過去問題テスト受験!
    試験前最後の追い込み (教材:これで合格!2023 全国手話検定試験


まずは全国手話検定試験のホームページを確認しましょう! → 全国手話検定HP


TOPページの下の方に、「5級」~「1級」という形で各級の詳細欄があります。

「詳細」をクリックし、「基本単語」項目の「PDF」をクリックすると、該当級で出題される基本単語が確認できます。 


確認したら、5級から受験級までの単語を「わたしたちの手話学習辞典1」を使用して1つずつ勉強していきましょう!

1つずつ全部!?量多くない?

そうなんです、出題される単語はとても多く、全てを覚えるのはなかなか骨が折れます。。



そこでポイント!

日常会話でよく使う単語をピックアップし、そこを重点的に勉強するようにしましょう!


全国手話検定試験は実技が中心であり、5級~3級については純粋な筆記試験はありません。

日常会話で使用しない手話をいくら覚えたところで、面接などの実技試験では結局使用しないことがほとんどです。

もちろん出題範囲のすべての単語を覚えるのがベストですが、そこまでは厳しいという方は日常会話をベースに勉強してみてください!

自然な会話さえできてしまえば、向かうところ敵なしです!



あとは試験前最後の追い込みとして、「これで合格!2023 全国手話検定試験」で事前にテスト受験してみましょう!

ここで分からなかったところは再度復習して、できる限りの準備をしてください!


5級~3級については、この学習方法で試験突破が見えてくるかなと思います!


おすすめ勉強方法(準2級~1級)


準2級~1級の場合、筆記試験があるためもう1段階学習が必要です。



最低でも3か月前から「手話の筆記試験対策テキスト」を使って筆記試験対策をしましょう!


手話の歴史などの知識を問われるため、勉強したらした分だけ点数に跳ね返ってきます。

特に1級の小論文試験は、慣れておかないと本番で全く書けないなんて可能性もあります。

ちなみに、僕が受験した時の小論文のお題は「障害者と労働について」でした。


簡単ではありませんが、教材を一通り学習して覚えれば筆記試験の突破も難しくありません!


通信講座も選択肢の1つ

you can do it


言ってることは分かったけど、完全独学でそこまで頑張れるか不安だよ。。

その気持ちも分かります…
そんな方は、ユーキャンの通信講座を利用するのもアリです!


  • 忙しい方にも嬉しい、ゆとりあるスケジュール!(週2日、1日30分)
  • たった3ヵ月で、手話での日常会話が理解できるレベルに!
  • 分からないポイントは、スマホやパソコンからメールで質問可能!


このような特徴があり、独学だけだと不安…という方におすすです!

とは言っても、金額も内容も全然知らないしな、、

まずは気軽に資料請求してみてはいかがでしょうか?



資料請求は無料で、住所/氏名/電話番号/アドレスなどを入力するだけで自宅に届きます!

  • 以下をクリックし公式HPへ↓↓


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  • 手話入門講座が選択されていることを確認し、次へ
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  • 「入力内容を確認する」→「同意して資料請求」  完了!



僕も実際に資料請求しましたが、その後の勧誘電話等は特に無かったので安心ですよ!




まとめ


ここまでの話をまとめると、以下の通りです。

  • HPにて各級の出題範囲を確認!
    その範囲の手話表現を一通り勉強 (教材:わたしたちの手話学習辞典1
  • 日常会話でよく使う単語を抜き出す!
    自然に使えるレベルまで重点的に勉強
  • 事前に過去問テスト受験!
    試験前最後の追い込み (教材:これで合格!2023 全国手話検定試験
  • 準2級~1級を受験する場合は筆記試験対策を!
    →最低でも試験3か月前から勉強  (教材:手話の筆記試験対策テキスト)


ぜひ、この勉強方法を試してみてください!

充分な知識を持った上で、試験にのぞめるかと思います!



ここまで読んで、

検定はまだハードル高いかな…
まずは少しだけ、手話とか耳の聞こえない人の世界に触れてみたいんだけど…


こう思った方は、ぜひ以下記事から気軽に手話の世界に触れてみてください!



この記事で、手話に関わる人が少しでも増えれば嬉しいです!

ではでは!


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